現場リポート

現場リポートでは、現在進行中の工事の様子や進捗状況を随時更新しながらご案内しています。 各工事名をクリックしていただくと詳細をご覧いただけます。

(加茂郡)「石神のホドヨイ家 a moderate house in Ishigami」

34坪の大きすぎず、しかし小さすぎない家。実にホドヨイ。

竣工予定日:2009年8月末
延床面積:34坪+ウッドデッキ・バルコニー3坪+ロフト2坪
間取り:LDKを中心とした放射状の動線
設計:中島工務店設計室


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別れの日...は始まりの日。

2009.8.9更新

2009年8月8日(土) 晴れ

遂に「これぞ夏!」と言う、暑い暑い日がきました。そんな暑い日が「石神のホドヨイ家」との別れの日。

4:00pmから引渡しの手続きが厳かに...イエ、和気藹々と進みました。

と言うわけで、今日は最後の"ホドヨイ"リポートです。今日は今まであまり語られなかった部分をリポートします。

先ずは階段室にあるエアコン。L字型のLDKに対する効率を考えて斜めに取り付けました。今日はその初運転日。ウン、ホドヨく良好!

  

"ホドヨイ"階段を上ったところに廊下。通風と採光を意識し、南北2方向の窓を設けました。風が抜けて実に"ホドヨイ"。

  

そして、多目的な洋室。将来は4.5帖の子供室×2にもできる部屋です。床面積は4.5帖ですが、天井が高い分開放感があります。

そして寝室。8帖よりも少し小さめですが、その分南側のベランダの幅が広めです。大きな窓の開放感、そして幅広のベランダの広い使い勝手。"実にホドヨイ。"

  

そして"男の隠れ家"へのアクセスは、実は3帖のウォーク・イン・クローゼットの中に。

引き寄せられるように階段を上ると、ロフトには何やら長細い窓があります。これは「無双窓」と言いまして、通風の為の窓です。夏は空けて通風を促し、冬は閉めておきます。無双窓の向こうの階段室の窓からの空気が通っているのが感じられます。提案者としてはホッとしています。

 

さぁ、本当にお別れの時が来ました。寂しさを我慢して記念写真を...と思っていたら、奥様の弟さんがいらっしゃいました。「記念写真に入りましょ!」「いいんですか、ボクが?」「もちろんです。」

細身の3人を囲う太めの二人。バランスの良い写真になりました!

実はこの弟さん夫婦の住まいを現在計画中です。住まいのニックネームも考え中。人の輪がつながって行きます。うれしい限りです。ご親族皆さんとのお付き合いの始まりです!

5ヶ月に渡る中島大地の"ホドヨイ"リポートは、今回が最終回です。 こんな機会を与えてくれた"ホドヨイ"住い手さん、登場して頂いた"ホドヨイ"協力業者の皆様、その他たくさんのたくさんの"ホドヨイ"関係者の皆様、そして最後までお付き合い頂いた全国3万人(推定)の"ホドヨイ"ビューアーの皆さん、本当にありがとうございました!

中島 大地

 


「石神のホドヨイ家」オープンハウス開催!

2009.8.3更新

2009年8月3日(月) 晴れ

長かった梅雨のトンネルを抜け(たのかどうかはまだ分かりませんが)今日は昨日までが嘘のような快晴です。昨日までの雨がさらに忌々しく感じます。

さて、一昨日と昨日で、待望の「石神のホドヨイ家」オープンハウスを開催しました。

イベント事には非常に条件の悪い天候の中、なんと48組110人にご来場頂きました!住い手様のご協力を頂き開催しておりますので、主催者側としては少しは格好が付きホッとしています。

さて、物件の紹介を今日までもったいぶってきましたが、今日はもう少しお見せします。

まず"ホドヨイ"玄関から。桧尽くしの明るい玄関です!亀屋木工さん、その節はお世話になりました!奥の建具は土間続きの玄関収納。ご来場のみなさんは驚き!おっと式台下から何やら光が...

 

 ピーク時には写真を撮る暇もありませんでした。これはピークをちょっと過ぎた頃です。

  

 

"ホドヨイ"ダイニングとキッチンです。右にはリビングアクセスの階段。オープン階段が明るい!

"ホドヨイ"リビングとダイニングです。桧の床板がまぶしぃ〜!

  

当社贈呈の暖簾(のれん)です!実に"ホドヨイ"。 

暖簾の後ろには北側の通風と採光用の"ホドヨイ"窓。この時期は田圃の緑が目に染みます!

  

こちらが、通称"男の隠れ家"。ロフトです。2坪あります。「どこから上がるの?」それは秘密。"隠れ家"ですから。あれ、でも女の子もいますね...

  

これが"ホドヨイ"南側エレベーション。1階と2階の大きなサッシが開放的です。

  

さて、この物件、いったいどこがホドヨイのでしょうか。オープンハウスでの説明の中で、たくさんあるホドヨさの中から私なりの答えをまとめてみました。

安い買い物ではありませんが、30代の若夫婦が現実的に手の届くちょっとゼイタクな本物志向の家。

廊下や小屋裏といった直接的な居住空間でない部分を最小限とし、LDKを中心とした”正味34坪”使える家。

各居室で東西と南北の直線2方向開口を設けることで”風の通り道”を確保した清清しい家。

何よりも、凝り性のお客様と凝り性の工務店が出逢い、タッグを組み、アイデアをぶつけ合った自他共に認める力作であり、その住まいづくりプロセスを関係者が楽しんだこと。

お引渡しまであと数日。名残惜しさのピークです。娘が嫁に出すってのはこんな感じなんでしょうか。楽しかった住い手様との住まいづくり体験も名残惜しいです。でもいいんです。末永くお付き合いしてもらえるのならば何とか堪えます...

中島 大地

追伸

「石神のホドヨイ家」オープンハウスの状況は「創造の加子母っ子タイム」でもご覧頂けます。

 


室内塗装の日

2009.7.30更新

2009年7月28日(火) 雨

石神のホドヨイ家」も週末のオープンハウスに向けて着々と完成に近付いています。現在は専ら外構工事真っ盛り。この明けない梅雨にうんざりしながらも、設備屋さんは黙々と仕事を続けます。 

私が現場に訪れたのは数日ぶり。その間完成前のハウスクリーニングも済み、「石神のホドヨイ家」の全貌が見えて来ました。ふんだんに桧を使った1階と杉の2階...うん、これ以上はオープンハウスにて。

さて、今日はお客さんを交えて完成検査と室内の塗装です。まずは完成検査から。もちろん大掛りな是正事項はありません。塗装のタッチアップ、木部の傷補修等、軽微な補修箇所を確認しました。

そしてその後は室内塗装です。参加者は住い手さん夫妻、現場監督の石丸君、そして私の4人です。私達の家づくりのように木材をふんだんに現した家では、塗料の選択は重要な要素の一つです。そしてそんな私達の作品に住んで頂く住い手さんにとっては、木材のメンテナンス方法が重要な要素の一つです。そんなことから、住い手さんに室内の仕上げ塗装を一緒に行って頂き、メンテナンス方法を実感して頂くわけです。

今回採用する塗料は、「キヌカ」です。最近私達が最も採用している自然塗料です。

  

キヌカは米ぬかを主原料とする自然塗料です。自然塗料にも色々ありますが、このキヌカは"自然度合い"で比べれば非常に優秀な塗料です。

まずは当然人体に害がない。極端な話、誤って舐めても大丈夫。もちろんおいしくはないでしょうけど。そして自然塗料にはありがちな"自然発火"(塗料から自然に火が出る現象です。コワイコワイ)の心配がなく、素人である住い手さんには非常に扱い易い。そして今後のメンテナンスは同材を塗り重ねていくだけなので単純明快。もちろん私達の作品の特徴である木材の「無垢の風合い」はそのまま残します。

では作戦開始。っとその前にまずは現場監督石丸君から軽く手解きを。

基本はつけすぎないこと。出来るだけ少なく使い薄く延ばし後はすり込む。

さぁ、いよいよ塗装開始!や否や、早速私が塗料の容器をひっくり返してしまった!あ〜あ、薄く塗るはずが...手伝いに来たのか、邪魔しに来たのか... 

気を取り直し塗装とリポートを。2階の床板は杉、1階は桧です。杉は非常に給水率が高いので塗料も余分に必要ですし、余分に濡れ色が付きます。それに比べ1階の床板の桧は、給水率も低く、濡れ色が付き難い。桧の床板の塗装してある部分としてない部分の差はこんな感じです。分かり難いですが奥が塗装済部分です。

木製建具も同じくキヌカをぬります。が、床よりも塗装が難しい。そんなところは石丸師匠の出番です。

あっ、この建具見せちゃった... オープンハウスの目玉の一つ、ホドヨイ「亀屋ひのき」木製建具。実物は本当に良いですよ。

さぁここまで来ると8月1・2日のオープンハウスが待ち遠しい!「石神のホドヨイ家」で皆様のお越しをお待ちしております!

中島 大地


追伸 

7月25・26日に当社のイベント「ふるさとまつり2009」を開催しました。依然明けない梅雨のため天候に恵まれず行程にも多少変更がありました。その模様は私の個人ブログにて!

 


畳製作中

2009.7.25更新

2009年7月24日(金) 曇り

現場では着々と仕上げ工程が進んでいる頃、下呂市野尻の「川上美装」さんでは畳の製作が進んでいます。

最近の家づくりでは畳のある部屋がメッキリ減ってしまいました。しかし(株)中島工務店の家づくりでは畳はいまだに付き物。"座"の生活は無垢材との生活と共通点が多いんです。

さて川上美装さんは、当社の内装関係をいつもお願いしている職人さん集団です。壁紙、床シート、塗装、畳、クリーニングといったところです。そしてこちらが川上美装さんの畳職人、川上悟君(34)です。

  

私と同い年の、衰退傾向にある産業の若きホープです。もちろん1級畳製作技能士です。現在加子母在住で、子供同士も仲良しです。私の息子は、「ミーちゃん(悟君の娘)のお父さんは痩せてていいな〜」って言います。大きなお世話です。

 

とヨソゴトはさて置き本題へ。当社の畳の最大の特徴は「国産藺草表」を標準採用していることです。畳にも色々ありますし、安さを求めれば一枚当たり何千円も安いものがあります。しかし寝転んだり、ましてや赤ちゃんが偶然舐めちゃったりするものです。できれば国産藺草表をお使い頂きたいと思います。私達の家づくりへの想いが込められた一品です!

中島 大地 

 


木製建具続報その2。

2009.7.17更新

2009年7月17日(金)

現在「石神のホドヨイ家」の現場では、左官工事や内装工事といった仕上げ工事中です。

「石神のホドヨイ家」のオープンハウスが8月1・2日に決定しましたので、あまり仕上げ状況をリポートしすぎないようにと思ってリポート内容を考えているうちに、すっかり時間が経ってしまいました。

っと言うことで、今日は現場での仕上げ状況ではなく、工場での仕上げ材加工をリポートします。

まずは、(協)東濃ひのきの家の造作材加工工場。この造作材加工工場は以前は(株)中島工務店住宅センターでしたが、組織を再編するにあたり、(協)東濃ひのきの家の造作材加工部門になりました。

さてその造作材加工工場ではロフト階段が完成しています。桧製の手作りです。しかしなぜ写真が緑になってしまうのでしょう...

 

そして次は、亀屋木工さんへお邪魔しました。すると亀屋夫妻が一生懸命障子にワーロンを差し込んでいて手が放せない様子。シャイなお二人はこんな時しかシャッターチャンスがありません。ご覚悟を!

 

桧、やっぱり良いですね。現場での建て込みは来週から。待ち遠しいです、ハイ。

桧と言えば、亀屋木工さんのご好意で、「亀屋ひのき」製になった玄関戸がこちらです。

う〜ん、香りまでグンバツ!やっぱり待ち遠しい。ちなみに玄関戸はクリア塗装の予定です。

そしてこちらは、玄関奥にある納戸に取り付ける下足棚です。こちらは杉の集成材。しかし大きい。設計しておきならが、この収納量にはビックリです。

足元も見ると...オッ?

設計では描いていなかった"足"をつけてもらいました。「玄関土間だから、少々の水でも大丈夫なように」ですって。コダワリの男は一味違いますヨ!

そして、その納戸入口の建具とLDK入口の建具は...これがまた素晴らしい!が、現物はオープンハウスでご確認下さい!もちろん桧の香り付き!

中島 大地

 


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